高橋大輔引退!浅田真央の決断は?羽生結弦と並ぶ次世代エースは?
今年開催されたソチオリンピックではケガに泣いて6位に終わり、今季は休養すると発表していた男子フィギュアスケートの“大ちゃん”こと高橋大輔選手。
現役を続けるのか、それとも一線を退くのか決断が注目されていましたが、ついに現役引退を発表するようです。
今日14日の午後、本人から正式な発表会見があるというニュースがありました。
これまで長い間、女子に比べて選手の層が薄いといわれていた男子を、華のある演技で引っ張ってきた高橋選手。
今後どんな道に進むのかということは今日の会見で本人から話があるのだろうと思いますが、大会で姿が見られなくなるのは寂しいの一言です(_ _。)
■思い出がいっぱい
引退は寂しい・・と書きながら、今ふと思い出しました。
そういえば、高橋選手は元々前回のバンクーバーオリンピックで引退を決めていたということを。
中学2年で出会ってから、長年二人三脚で高橋選手を支えてきた長光歌子コーチもすっかりそのつもりだったので、バンクーバーのときは「あーこれが最後かぁ・・」と思って演技を観ました。
それだけに、次のオリンピックを目指すと発表があったときには、また4年間あのスケーティングが見られるんだ♪と嬉しかったものです。
長光コーチが一番のファンだったように、高橋選手の滑りは見るものを引き込む力があり、会場だけでなくテレビの前の人たちまで同じレベルで感動させてしまうんですよね。
4回転もラクラク飛んでいた絶頂期に一番大事なヒザをケガしてしまったのは本当に残念でしたが、それでも復帰は難しいと言われるなかで戻ってきた高橋選手。
ガラスのハートと言われるくらいメンタルが弱いと言われていたのに、厳しいリハビリはかなり辛かったと思います(辛すぎて、一度途中で逃亡したとか;;)
それでもリンクに戻ってきた高橋選手。
世界で誰も真似できないといわれる最高のステップは少しも衰えていないどころか、クラシックバレエを習ったことでさらに磨きがかかり、一層優雅に、セクシーになりました。
バンクーバー五輪の年のSPだった「eye」は、ケガで1シーズンズレこみながらもGPファイナルで自己ベストを出すほど完成されたプログラムでしたし。
エキシビジョンでこの曲がかかると、ひと際お客さんの歓声が大きかった「マンボメドレー」では、本当に楽しそうに滑る大ちゃんの笑顔に、こちらも楽しい気持ちになれました(*´ェ`*)
それに、絶好調でNHK杯に優勝し、その勢いのまま迎えられると思っていたGPファイナル直前でまさかのケガ。
万全でないのに、演技中にケガをしながらも滑った全日本選手権、その後のインタビューで悔しさに言葉が出ないくらい泣いていたこと。
全部いまだに忘れられません。
高橋選手にスケートの美しさと楽しさを教えられた人という人は、たくさんいるのではないでしょうか。
高橋大輔選手のスケーティング、それに世界一と言われたステップは、今後誰かを指導することがあったとしても、高橋大輔という人以外にはできないと思います。
大ちゃんには、いっぱいありがとうと、そして今までお疲れ様でしたと言いたいです。
■引退後の進路は?
引退を決断したとなると、気になるのは高橋選手のこれからの進路ですよね。
数々の実績と、素晴らしいスケーティング技術がありますから、コーチ、振付師、プロといろんな選択肢があると思いますが、いずれにしてもスケートから離れることはないということだけは間違いないんじゃないかと思います。
だって、本人が「スケートしか知らない。好きすぎて離れられない」と言っていましたからね。
個人的には、テレビで観られる機会は少ないかもしれませんが、プロになってステキなスケーティングで魅せてくれるといいなぁと思います。
どんだけフェロモン出すんですか;;ってくらいセクシーな滑りが見られないなんて、もったいないです。
タンゴとか、本当にパートナーと一緒に踊っているのが見えるくらいで本当にステキなプログラムでしたもんね。
進路の予想とかいって、ただのkurokoの希望観測になってしまっていますが・・~(=^‥^A
でも、そう思っている大ちゃんファンは全国にたくさんいるはずです。
■浅田真央ちゃんの今後は?
高橋選手が引退と聞くと、同じく現役続行か引退かの決断を保留したまま今季休養中の浅田真央選手はどうするのか?というのも気になりますね。
5歳からずっとスケート漬けの生活だった真央ちゃん。
座長を務めた「ザ・アイス」が終わってからは、初めてスケートから完全に離れた長いお休みを本当に満喫しているみたいですね。
スキューバダイビングの資格をとったり、お姉さんの舞さんと2人でニュージーランドに行ったり。
それと、髪をショートにしてイメチェンもしたみたいですね(*^^*)
出典:浅田真央ブログ
今月は、5日に国立代々木競技場第一体育館で開催されたドリカムのコンサートにも行ったとか。
なんでも、ドリカムの「AGAIN」という曲は真央ちゃんをイメージして作られた曲なんだそうです。
ちょっと顔がふっくらしたかなーという気はしますが、それだけ充実した毎日を送れているということかな?と思います。
ソチではいろいろと重圧がすごかったでしょうから、自分の納得がいくまでのんびりして、それから今後のことを考えれば良いのでは?
なんだか話がそれましたが、真央ちゃんの今後でしたね。
本人は腰痛の持病があるものの、「体はまだできる。あとは気持ちがついてくるかどうか」と前に話していました。
なので、十分に休養した後で「またスケートがしたい」と思えば、リンクに戻ってきてくれるのかなと思います。
ずっと前から応援していた側からすれば、戻ってきてほしいような、もう過酷な選手生活から解放してあげたいような・・とっても複雑な気持ちです。
もちろん、真央ちゃんのステキな演技は観たいです。
でも、これまでのキツさを見ているだけに、また戻ってきてというのは酷な気もするんですよね・・。
周りがとやかく言っても最後は本人が決めることですから、真央ちゃんの決断を待つしかないんですが(^^;)
どうして高橋選手引退の記事で真央ちゃんのことも書いたかというと・・。
この2人、熱愛、結婚説がいまだに根強いんですよね( ̄ー ̄;
小さい頃から一年の大半を一緒に過ごしているので、仲がいいのは事実ですよね。
試合が終わって空港ロビーに出てくるところとか、ハネムーン帰りの新婚さんですか?ってくらい2ショットに違和感がないのも事実。
2人一緒だと、とっても楽しそうなのも事実です。
でも、だからといって高橋大輔・浅田真央熱愛、結婚説が本当か?というと、それは違うんじゃないかとkurokoは思っています。
この2人の仲の良さは、男女の愛情というより兄妹というか、家族愛に近いものじゃないかと、そう思うんです。
残念ながらご病気で他界されましたが、真央ちゃんのお母様も何年か前に「大ちゃんとは女の子といるみたいに接することができるから、だから手をつないだりも平気なんですよー」というようなことを、週刊誌の直撃取材で答えていらっしゃいました。
それに「真央の彼氏には華奢なスケート選手はダメ」とも(^^;)
それともうひとつ、高橋選手の好みのタイプはヤンキー系なので、真央ちゃんは違うかなとも思うわけです。
大ちゃんは、憧れの人は鈴木紗里奈さんだと公言してます。
それに、2NE1のリーダーCLさんが好きとも言っています。
なんとなく、鈴木紗里奈さんと雰囲気が似てますよね。
CLさんは最近特にお気に入りらしく、テレビ番組に出演したときにこんな発言も・・。
理想と現実に付き合う彼女が必ずしも同じタイプとは限りませんが、大ちゃんと真央ちゃんがカップルというのはどうもピンとこないですね・・・( ̄  ̄;)
■高橋選手引退後の男子フィギュア界は?
織田信成選手が引退し、高橋大輔選手も引退となると、男子フィギュア界は以前からいわれていた世代交代が本格化します。
そのトップに立つのは、ソチオリンピックで日本の男子選手では初めて金メダルをとった羽生結弦ですよね。
演技中はこんなに凛としてカッコいいのに
素はオネエ説が出るくらい可愛いボクという感じの羽生選手。
プーさんとの敬礼ポーズもおなじみです(*^^*)
普段はほんわかした雰囲気ですが、試合となるとハンパない集中力とストイックさで高得点をたたき出すギャップも魅力ですよね。
まだ20歳と若い羽生選手ですが、今季は昨季よりもさらに難度を上げ、表現力も求められるプログラムに挑戦しています。
SPは「バラード第1番ト短調」、フリーは「オペラ座の怪人」で、SPは後半に4回転ジャンプを入れ、フリーの4回転も3回に増やすとか。
まさに勝ちにいくプログラム構成ですが、羽生選手は以前から課題といわれているスタミナをどこまでつけられるかが重要なカギですね。
でも、きっと持ち前の負けん気で克服して、また驚くような得点を出してくれることを期待しています。
羽生選手に続く選手には、世界選手権で羽生選手と大接戦の末に惜しくも銀メダルだった町田樹選手を挙げたいです。
このダンディーな衣装は、4月の「プリンス・アイス・ワールド」のときのもの。
今季のエキシビジョンに使うプログラムで、町田選手が振り付けをした「ジュ・トゥ・ヴー」という曲だそうです。
他の選手もそうですが、町田選手は特にプログラムの世界観をとても大事にするのと、観る人を楽しませることを考えているので好きです。
個人的に好きなのは、昨季の「ドント・ストップ・ミー・ナウ」ですね。
昨季の「エデンの東」と「火の鳥」もよかったですが、町田選手の今季のプログラムはSPが「ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲」、フリーが「第九交響曲」だそうです。
初戦のスケートアメリカが楽しみです(*´∇`*)
昨季の世界選手権が終わった後のインタビューでは、羽生選手の金メダルを指して「来年はこれ、目指します」と言っていた町田選手。
彼は高橋選手にずっと憧れていて、進学先も同じところを選んだくらいの人ですから、ぜひしっかりと後を受け継いでほしいです。
それと町田選手には、昨季生まれた数々の町田語録を上回る名言も楽しみにしています( ̄ー ̄)
あとは4日のジャパンオープンで3位に入賞した無良崇人選手も注目ですね。
彼の4回転は高くて回転が速いキレイなジャンプなので、2回とも決まれば上位に食い込むのも十分に可能です。
現に、四大陸選手権では優勝していますよね。
無良選手の今季のフリーも、羽生選手と同じ「オペラ座の怪人」です。
そしてさらに、村上佳菜子選手も同じプログラムですね。
同じ曲をそれぞれの選手がどう演出するのか、今季はそこも見どころかなと思います(*^o^*)
あと、男子選手で忘れてはいけないのが小塚崇彦選手。
ソチの代表から漏れたときには引退するんじゃないかと思いましたが、続行を表明してからの成績がいいですね。
小塚選手は年齢的に1年1年が勝負でしょうから、ケガに気をつけてやりきったと思えるシーズンを送ってほしいです。
国際大会より、国内大会で勝つことのほうが難しいといわれるほど層が厚くなった男子フィギュア陣。
その基盤を築いたのは間違いなく高橋大輔選手ですから、後に残る選手には日本は常勝国といわれるくらいに活躍してほしいと思います(*^^*)
■高橋大輔選手の引退会見がありました
朝のニュースの通り、午後から高橋大輔選手の引退会見がありました。
場所は高橋選手の地元、岡山県岡山市内。
この日は公益財団法人両備檉園記念財団が制定したスポーツ振興奨励大賞の受賞式があり、その後に会見が開かれました。
今日撮れたての高橋選手。
もう1枚。
口ヒゲとあごヒゲを生やして、なんだかすごく落ち着いた雰囲気になりましたね(^^;;
引退会見で、高橋選手は次のように決断の理由を話しました。
僕自身、引退することを決断しました。
急な決断で、1年、2年、考えて引退するのか現役続行するのか決めていこうかと思ったんですけど、悩んでいても気持ちの中にモヤモヤしたものが残っている自分がいた。
次に進むには一度、線を引くということで、引退したいなということで…。
すごく急なんですけど決断しました。
今後については、
これからの人生が長いと思います。
情熱がもっともっとないとやっていけないと感じているので、(これから)決めていきたいなと。
目標というのは決まっておりません。
現役を引退するということだけは決めて、次に進んでいきたい。
これを聞いて、思いました。
休養を発表してからここまでの間、自分の今後を考えたときに、現役続行なのか引退なのかがはっきりと決まっていない状態で考えても、これからの自分の姿が見えてこなかった。
現役を続行するなら次の平昌までになると言っていたので、あと4年間高いレベルで気力を維持できるかというと、それも自信がなかった。
それならスパッと引退すると決めて、一度気持ちをリセットしてから今後のことを考えていきたいということなのかなと。
迷っている感じのないとってもすがすがしい表情に見えたので、自分の中では踏ん切りがついたのでしょうね。
やっぱりちょっと寂しいですね・・でも、なんらかの形でスケートとは関わっていくはずと思うので、これから進む道を応援したいですね。
引退は決まりましたが、アイスショーには出演しますしね(遠いから行かないけど)
新横浜スケートセンターで12月21~24日の4日間開催される「クリスマスオンアイス2014」に高橋選手が・・、
もう選手じゃないですね・・大ちゃんが出演します。
チケットの先行予約は9日から始まっていますので、行こうと思っている方はお早めにチェックしたほうがいいかも?
織田信成さんや、ブライアン・ジュベールも出演しますよ(*^^*)
それと、来年の1月10~12日に大阪のなみはやドーム、17・18日に東京の国立代々木競技場第一体育館で開催される「スターズ・オン・アイス ジャパンツアー2015」にも出演が決まっているみたいです。
こちらのチケット一般発売は、11月1日からです。
スカパー!やJ-COMに加入している方なら、「J SPORTS」チャンネルの「KENJIの部屋」に11月のゲストで出演しますのでお見逃しなく。
11月4・11・18・25日の22時から放送です。
振付師の宮本賢二さんがホストのトーク番組ですから、引退に関しても本音の話が聞けるかもしれませんね!
初回放送を見逃しても、何度か再放送されますよ(*゜▽゜)ノ
■高橋大輔引退会見動画が公開されました
今日の会見動画が公開されました。
⇒上の動画が観れない場合はこちら(日テレNEWS24配信動画)
冒頭、競技復帰への可能性も残しているというファンにとっては嬉しい言葉もあります(*^^*)